米G1サンタアニタハンデキャップ（4歳以上、ダート10ハロン）が現地4日にサンタアニタパーク競馬場で行われ、K.デザーモ騎乗の6番人気スティレトボーイが好発から道中で4、5番手に下がるも、直線では馬場の三分所を伸びてゴール前3頭による接戦を制した。

　先頭で最初のコーナーに入ったスティレトボーイは、向正面の入口付近で前方をカットされ好位のラチ沿いに後退。代わって先頭に立った1番人気のディファンデッドを目標に外から進出すると、直線では道中8番手から追撃するプロクシーをクビ差振り切った。ディファンデッドはさらに1/2馬身差の3着に敗れている。

　スティレトボーイはストームキャット系シャックルフォード産駒の5歳セン馬でG1初制覇。重賞は昨年4月のG2カリフォルニアンステークス以来の2勝目だが、その前走のサンタアニタHをはじめG1レースで3戦連続の3着、今回も直前のペガサスワールドカップで2年連続の3着などG1レベルでも堅実に活躍してきた。