米G1ハリウッドゴールドカップ（3歳以上、ダート10ハロン）が現地29日に米サンタアニタパーク競馬場で行われ、1番人気のディファンデッドがゲートを決めてスムーズに主導権を握ると、半マイル通過47秒59の絶妙なペースに持ち込んで逃げ切った。

　1馬身差の2着に2番手追走の4番人気ピロリ、さらに3馬身1/4差の3着にも3番手追走の5番人気キストゥデイグッバイが続いて先行決着となり、5番手追走の2番人気カントリーグラマーは末脚を封じられて4着に終わった。

　ダイアルドイン（父マインシャフト）産駒のディファンデッドは昨年10月のオーサムアゲインステークスに続く2度目のG1制覇で、前走のG2カリフォルニアンステークスから連勝で重賞は通算4勝目。昨年のハリウッドGCでは逃げ切れず、勝ち馬の強襲に屈して2着に敗れていた。

　B.バファート調教師はカントリーグラマーで制した2021年に続き、ハリウッドGCを単独最多の通算9勝目としている。