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G1再昇格の米スティーブンフォスターS、ウエストウィルパワーが人気に応え完勝

2023年07月02日 15:01

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 5年ぶりにG1再昇格を果たしたスティーブンフォスターステークス(4歳以上、ダート9ハロン)が現地1日に米エリスパーク競馬場で行われ、1番人気のウエストウィルパワーが2番手追走から後続の追撃を封じる盤石の内容で完勝した。

 序盤の3番手から2番手に上がって向正面に入ったウエストウィルパワーは、逃げ馬の1馬身後ろで流し第3コーナーから進出。先頭に立って直線に入ると3馬身ほどのリードを築き、6番手から追い上げる4番人気のラトルンロールを1/2馬身振り切った。

 さらに1馬身1/2差の3着に最後方から内を突いて8番人気のハッピーアメリカンが追い込み、2番人気のプロクシーは7番手から末脚不発で最下位の8着に沈んだ。

 ウエストウィルパワーはB.コックス調教師が管理するバーナーディニ産駒の6歳牡馬でG1初制覇。昨年11月のクラークステークスでは1番人気もプロクシーから3/4馬身差の2着に敗れ、今回は2度目のG1挑戦だった。これで重賞3勝目としている。

 かつてスティーブンフォスターハンデキャップの名称で行われていたレースは2019年にG2降格となり、同時に現在のレース名に改称。今年からG1に再昇格し、本来のチャーチルダウンズ競馬場から今年はエリスパーク競馬場での代替開催となった。