クイーンエリザベス2世Cの枠順確定、ダノンザキッド大外も「気にはしていない」

2023年04月28日 13:29

 30日に香港のシャティン競馬場で行われる香港チャンピオンズデーのG1各レースの枠順が確定した。

 日本馬3頭が出走するクイーンエリザベス2世カップ(芝2000m)は7頭立て。ジェラルディーナは2番枠、プログノーシスは3番枠、ダノンザキッドは7番枠に入った。

 JRAによると、ジェラルディーナを管理する斉藤崇史調教師は「7頭ということもあり、枠順自体は特に問題はないと思います。また、内枠からでも競馬が出来る馬であるため、スタート後のコーナーで不利なく運べるのではないかと思います」とコメント。

 同師はさらに「香港に到着してからも体調面もあがってきていると報告を受けており、非常に良い状態で競馬まで迎えると思うので、彼女の良い走りを見せられるのではないかと楽しみにしております」と続けた。

 プログノーシスを擁する中内田充正厩舎の清山康成調教助手は「少頭数なので特に欲しい枠というのはなかったですが、与えられた枠でどう作戦を組み立てていくか、ジョッキーや調教師と決めたいと思います」と語った。

 ダノンザキッドの安田隆行調教師は「7番枠になってしまったが、外枠でも気にはしていない。それを跳ね返す気持ちでやってもらいたい」と話している。

 チェアマンズスプリントプライズ(芝1200m)に出走するアグリは8頭立ての大外8番枠。この結果に安田隆行調教師は「枠についてはぼちぼちといったところです。頭数が少ないので、そこまで問題にしていません」と語った。