現地14日、仏パリロンシャン競馬場でG1仏1000ギニー（3歳牝馬、芝1600m）が行われ、A.ルメートル騎乗のブルーローズセンが1番人気に応えた。

　最内枠から出て絶好位の3番手を確保したブルーローズセンは、直線半ばで逃げていたソーテルヌをとらえて先頭に。難なくセーフティーリードを築くと、追い込んできたリンディを1馬身3/4差で退けた。さらに1馬身1/4差の3着にはソーテルヌが粘り込んだ。

　C.ヘッド厩舎のブルーローズセンはチャーチル産駒。2歳時に仏G1マルセルブーサック賞制覇があり、3歳初戦だった前走の仏G3グロット賞も含めて重賞4連勝でのクラシック制覇となった。

　英競馬メディア『At The Races』によると、ヘッド調教師は仏オークスでの二冠を目指すもよう。「彼女の血統からすると、もっと長い距離を走れるはず「ロイヤルアスコットでの英G1コロネーションステークス（芝8ハロン）を目指すことも考えたが、このままフランスの路線で行く方がいい」と語っている。