米G1馬ホワイトアバリオ、出走停止処分のジョセフ厩舎から転厩

2023年05月25日 12:58

 管理馬2頭が急死してチャーチルダウンズ社から無期限の出走停止処分を受けたS.ジョセフJr.厩舎から、G1馬ホワイトアバリオが転厩することが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 レースデイ産駒の4歳馬ホワイトアバリオは昨年4月にG1フロリダダービーを制覇。G1ケンタッキーダービーは16着と大敗したものの、12月にはG1シガーマイルハンデキャップで3着と好走し、今年3月の条件戦を勝ってG1カーターハンデキャップを目指したが熱発と咳の症状があったため回避していた。

 なお同馬を共同所有するC2レーシングはホワイトアバリオこそR.ダトロー厩舎へ転厩させるもののジョセフJr.調教師への支援は継続する意向で、12頭はそのまま同厩舎に預けるという。