現地5月6日の米G1ケンタッキーダービーで補欠2番手だったマンダリンヒーローが、ランキング上位2頭の出走回避によって20頭の出走枠に滑り込んだ。

　米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、米G1サンタアニタダービーなど重賞3連勝中だった有力馬のプラクティカルムーブが熱発のため4日に出走回避を決定。さらにここ数日で管理馬2頭が急死したS.ジョセフJr.調教師をチャーチルダウンズ社（CDI）が無期限の出走停止処分としたため、同厩舎に所属するG2ウッドメモリアルステークス勝ち馬ロードマイルズもKYダービー出走取消を余儀なくされた。

　この結果、補欠1番手だったG1フロリダダービー3着馬のサイクロンミスチーフと、サンタアニタダービー2着だった同2番手のマンダリンヒーローが出走圏内に繰り上がった。