現地3日のG1英ダービーで1番人気に推されながら10着と大敗したアレストが、7月2日のG1愛ダービーで名誉挽回を狙う可能性が浮上していることが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　アレストはダービー前哨戦の英G3チェスターヴァーズを6馬身半差で圧勝。今年限りでの引退を表明しているL.デットーリ騎手が主戦ということもあって本番で1番人気となったが、ディープインパクト産駒オーギュストロダンに完敗した。

　陣営のレーシングマネージャーは、馬の状態はいいとしつつ「2～3週間ほど様子を見て、カラ（愛ダービー）を検討する。英ダービー前にジョン（ゴスデン調教師）が言っていたように、エプソムよりはオーソドックスなカラの馬場の方が彼に合うと思う」と語っている。

　なお愛ダービーには、英ダービーからの連勝を狙うオーギュストロダンも参戦が濃厚と報じられている。