豪G2ブリスベンC、7歳馬のセリノが1年余りの休養を経て復活勝利

2023年06月14日 10:15

 現地10日に豪イーグルファーム競馬場で15頭により争われたG2ブリスベンカップ(2歳以上、芝3200m)は、後方4番手でスタミナを温存した4番人気のセリノが残り600m付近から一気に進出し、中団から早めの仕掛けで粘り込む3番人気ウォーニングをゴール前で差し切った(0.63馬身差)。

 好位の内ラチ沿いを追走した8番人気のトゥルーマーベルが経済コースを守って2.63馬身差の3着に続き、1番人気のテオフィロスターは逃げるも直線早々に馬群に飲み込まれて14着に沈んだ。

 セリノはC.ウォーラー調教師が管理するシャンゼリゼ産駒の7歳セン馬で、20214月のG1シドニーカップから22カ月ぶりの白星で2度目の重賞制覇。同11月のメルボルンカップ(8着)後に今年2月まで長期休養し、今回は6戦目での復活勝利となった。