現地11日、仏パリロンシャン競馬場でG3ラクープ（芝2000m）が行われ、C.スミヨン騎乗のウエストウインドブローズが勝利した。

　縦長となった馬群で2番手に付けたウエストウインドブローズは、残り300m付近で先頭に。後方からフッキングだけが追い上げてきたが、これを1馬身3/4差で退けた。

　S＆E.クリスフォード厩舎のウエストウインドブローズはテオフィロ産駒の4歳馬。昨年は英ダービー9着後に、9月の仏G3プランスドランジュ賞を制覇。今年は初戦だった5月の英G2ジョッキークラブステークス後に去勢手術を受け、復帰戦で重賞2勝目を手にした。