A.オブライエン師とR.ムーア騎手、ロイヤルアスコット開催のリーディングに

2023年06月25日 08:12

 2023年のロイヤルアスコット開催は現地24日に5日間の日程を無事に終了し、調教師と騎手のリーディングにはそれぞれA.オブライエン師とR.ムーア騎手が輝いた。英競馬メディアの『racingpost.com』や『attheraces.com』などによると、オブライエン師は4勝で通算12回目、ムーア騎手は6勝で10回目のタイトルになる。

 ムーア騎手のリーディングは2年連続で、初タイトルの2010年から14年間で10回というハイペース。ムーア騎手の通算79勝はL.デットーリ騎手の81勝に2勝差と迫る現役2位で、デットーリ騎手は今年限りでの引退を表明している。3位のW.ビュイック騎手には45勝差をつけていることから、来年も最も多産なジョッキーとなると思われる。

 また、オブライエン師のタイトル獲得はジャージーステークスを8番人気タイのエイジオブキングスで制したことが決定打となった。4勝はJ&T.ゴスデン調教師と並んでいるものの、2着(6回)がゴスデン親子(1回)を上回った。