マーティンボロ産駒イルーシヴプリンセス、米G3サラトガオークスで重賞初制覇

2023年08月05日 14:30

 米牝馬芝三冠"ターフティアラ"の2戦目に当たるG3サラトガオークス(3歳牝馬、芝9.5ハロン)が現地4日にサラトガ競馬場で行われ、フランスから遠征したイルーシヴプリンセスが快勝した。

 大雨で重馬場となったレースで、イルーシヴプリンセスは後方4番手に待機。向こう正面から第3コーナーにかけて内から上がっていくと、第4コーナーで大外に持ち出してスパートする。直線では抜群の伸びで楽に先頭に立ち、2着のアメリカンソーニャを3馬身1/4差で退けた。

 なおターフティアラ初戦のG1ベルモントオークスを制したアイルランド調教馬アスペングローヴは出走していなかった。

 J.デュボイス厩舎のイルーシヴプリンセスは、日本で新潟記念などを制したディープインパクト産駒マーティンボロの娘。5月の仏G1サンタラリ賞2着から臨んだ前走のG1仏オークスは5着で、今回が嬉しい重賞初制覇となった。