今年の豪G1コーフィールドC、3年ぶりの外国馬参戦が濃厚に

2023年08月09日 12:48

 豪州のレーシングヴィクトリア(RV)は現地8日、今年のコーフィールドカップ(10月21日)の登録馬を発表。豪競馬メディア『racing.com』などが、今年は多数の外国馬が参戦する見込みと報じている。

 2020年以降は外国馬の参戦がないコーフィールドCには国内外から計175頭が登録。その中には欧州や日本の24頭が含まれている。RV国際招致担当の話によると、昨年のメルボルンカップで1番人気のドーヴィルレジェンド、英G1エクリプスステークスで3着のウエストウインドブローズの陣営から好感触を得ているという。

 また、メルボルンレーシングクラブ(MRC)のエグゼクティブディレクター、J.ノートン氏は「日本からブレークアップとウインマイティーのノミネートがあるのはグレートだ。ここ数年は日本からノミネートがなかったが、彼らの(コーフィールドCにおける)戦績は話すまでもない」と、このレースを勝っているアドマイヤラクティとメールドグラースを念頭に成果を強調。すでに遠征計画が報じられているブレークアップに加え、ウインマイティーにも可能性があることを示唆した。

「それらの馬たちは超一流という訳ではないと思うが、重賞で競争力があることは間違いないし、多くのレースにおいて刺激となる。とりわけこちらのハンデ戦ではね」と、日本調教馬の参戦に期待を寄せている。