​米2歳G1スピナウェイS、直線での一騎打ちはブライトワークに軍配

2023年09月05日 12:50

 現地3日、米サラトガ競馬場でG1スピナウェイステークス(2歳牝馬、ダート7ハロン)が行われ、I.オルティスJr.騎乗の2番人気ブライトワークが1番人気のウェイズアンドミーンズとの激戦を制した。

 レースはブライトワークが3番手付近で先行し、ウェイズアンドミーンズは差のない後方からという展開。第4コーナーでブライトワークが早くも先頭に立つとウェイズアンドミーンズも外からまくって2番手に上がり、直線では2頭が後続を離して一騎打ちに。ブライトワークは最後まで先頭を譲らず、半馬身差でウェイズアンドミーンズをねじ伏せた。

 J.オルティス厩舎のブライトワークはアンクルモー系アウトワーク産駒。前走のG3アディロンダックステークスを含め、無傷の4連勝でのG1初制覇となった。米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、陣営は11月3日のG1ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズを目標としつつも、10月6日のG1アルシビアデスステークスか同7日のG2シャンデリアステークスを挟む可能性も示唆している。