ドバイWC制したカントリーグラマーが引退、獲得賞金は北米調教馬歴代3位
2023年09月08日 13:36
2022年のG1ドバイワールドカップを制すなどの活躍を見せたカントリーグラマーが引退し、来年からウィンスターファームで種牡馬入りすることとなった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。
トーナリスト産駒の6歳馬カントリーグラマーは、4歳だった21年5月にハリウッドゴールドカップでG1初制覇。その後は足首の故障で長期離脱したが、復帰戦だった22年2月のサウジカップで2着に入ると、続くドバイWCを勝利した。
以降はG1での勝利こそなかったもののパシフィッククラシックや今年のサウジカップで2着に入るなど堅実なレースを続けていたが、連覇のかかったドバイWCは7着。5月のハリウッドゴールドCも4着に終わり、これがラストランとなった。通算成績は17戦5勝(重賞4勝)。獲得賞金1480万1320ドル(約21億8000万円)は、北米馬としてはアロゲート、ガンランナーに続く歴代3位となった。