今年限りでの引退を表明しているL.デットーリ騎手が、自身最後の英クラシックとなる現地16日のG1英セントレジャーでアレストに騎乗することを選択したことが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　デットーリ騎手は、前走の英G3ジェフリーフリアステークスを勝ったアレストか、ロイヤルアスコット開催で英G2クイーンズヴァーズを勝ち、前走の英G2グレートヴォルティジュールステークスで3着と初黒星を喫したグレゴリー（ともにJ＆T.ゴスデン厩舎）を選べる立場にあったが、最後の英クラシックで相棒に選んだのは前者だった。

　アレストは良馬場だったロイヤルアスコット開催での英G2キングエドワード7世ステークスではブービーの5着だったが、稍重馬場のジェフリーフリアSは1馬身半差で勝利。そして英セントレジャーが行われるドンカスター競馬場は最近、雨で馬場が重くなっている。