無敗の凱旋門賞馬エースインパクトが引退、フランスで種牡馬入り

2023年10月13日 13:13

 無敗で今年の仏G1凱旋門賞を制したエースインパクトが現役を引退し、仏ノルマンディー地方のアラスデボーモンで種牡馬入りすることが分かった。英競馬メディア『racingpost.com』が報じている。

 エースインパクトはJC.ルジェ厩舎が管理していたクラックスマン産駒の3歳馬。デビューから4連勝で仏ダービーを制すと、その後も仏G2ギヨームドルナノ賞から凱旋門賞を連勝して6戦無敗の凱旋門賞馬としてターフを去ることとなった。

 主戦ジョッキーとして6戦中5戦の手綱を取ったC.デムーロ騎手は「彼は地球外生命体だ。これほどの馬には5年か10年に一度しかお目にかかれない。3歳馬ながらあれだけの加速で凱旋門賞を勝ち、無敗を維持したのは並外れていた」とエースインパクトをたたえた。