カリフォルニアスパングルがトップハンデ克服、香港G2シャティントロフィー制す
2023年10月16日 13:38
現地15日、香港シャティン競馬場でG2シャティントロフィー(ハンデキャップ、芝1600m)が行われ、約61キロのトップハンデを背負ったカリフォルニアスパングルが貫録の逃げ切り勝ちを見せた。
大外枠から好スタートを切ったカリフォルニアスパングルはしばらく外を走ってリードを広げた後で内に寄ってハナを確保。直線に入っても逃げ足は衰えず、最後まで先頭を譲らなかった。
2着は半馬身差で軽ハンデのエンカウンタード(約53キロ)。1番人気に推されていた重賞2連勝中のビューティーエターナル(約56キロ)はさらに半馬身差の3着までだった。
昨年末にG1香港マイルを制したカリフォルニアスパングルは、年明け後は4月のG2チェアマンズトロフィーこそ制したもののG1では善戦どまり。今回は主戦だったZ.パートン騎手がビューティーエターナルに騎乗したためH.ボウマン騎手に乗り替わっていたが、新パートナーの手綱に応えてトップハンデを跳ね返した。