豪G1マニカトS、インペラトリスが軽い気合いづけで圧逃
2023年10月29日 08:18
豪ムーニーバレー競馬場で現地28日にG1マニカトステークス(3歳以上、芝1200m)が行われ、単勝1.40倍の圧倒的人気を集めたインペラトリスが好発から5頭を率いると、軽く気合いをつけられただけで3.25馬身差を開き逃げ切った。
レースはインペラトリスを含む6頭が4馬身ほどの圏内で進み、残り500m付近から鞍上の腕が動きはじめた後続を尻目にインペラトリスは楽々とペースアップ。最終コーナーの手前でO.ボッソン騎手が手綱をにぎったまま肩口に軽くステッキを入れ、最後は流す余裕でゴールした。
2着に2番人気アイアムミー、さらに0.4馬身差の3着争いを3番人気のアンコモンジェームズが制している。
ニュージーランドのM.ウォーカー調教師が管理する5歳牝馬のインペラトリスは通算7度目のG1制覇(重賞13勝目)。4歳後半の3月4日から豪州で5連戦しており、同24日のG1ウィリアムリードステークスから今回まで4連勝としている。