豪ムーニーバレー競馬場で現地10月28日に行われたG2ゴルフヴァーズ（3歳、芝2040m）は、中団で5番手キープの2番人気アプリアが残り600m付近でスパートし、約170mの短い直線で2馬身抜け出し快勝した。

　1番人気のヴェルダッドが2着に逃げ粘り、これと並ぶように2番手追走の3番人気エアアサルトがさらに1.5馬身差の3着に続いた。

　アプリアはフィオレンテ産駒の牡馬で重賞初制覇。3月にデビュー3戦目のG2VRCサイアーズプロデュースステークスで未勝利馬ながら2着があり、それを最後に現在のB,W＆JD.ヘイズ厩舎に移籍すると8月の3歳初戦で初勝利を挙げた。これで通算8戦2勝（2着3回）としている。

　豪競馬メディア『racing.com』によると、大手ブックメーカー『スポーツベット』はヴィクトリアダービーにおけるアプリアの前売りオッズを9倍から6倍にカット。JD.ヘイズ師も出走に前向きな意向を示している。