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豪2歳G2のVRCサイアーズプロデュースS、レーン騎乗のヴェイトがデビュー2連勝

2023年03月15日 12:57

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 現地11日、豪フレミントン競馬場で行われた2歳G2のVRCサイアーズプロデュースステークス(芝1400m)は、D.レーン騎乗の1番人気ヴェイトが直線の残り300m付近で馬群の中から抜け出し、2着の最低13番人気アプリアに2馬身差をつけて快勝した。

 ヴェイトはグラント(父オライリー)産駒の牡馬で2月23日にデビューしたばかり。無傷の2連勝で重賞初制覇とした。豪競馬メディア『racing.com』によると、同馬を共同管理するC.マケヴォイ調教師は今後の予定としてG1ATCサイアーズプロデュースステークスを示唆している。

 なお、このレースでは2番人気ドゥベネンコのC.ウィリアムズ騎手、フライボール(11番人気タイ)のJ.カー騎手が落馬負傷。ウィリアムズ騎手は鎖骨や肋骨、手の指など複数箇所を骨折し、カー騎手は頭部を強打して意識が混濁する状態に陥った。その後、カー騎手は搬送先の病院で意識を取り戻し、コミュニケーションも可能な状態に回復。脳に異常はなく、骨折などもしていなかったものの、当面は安静の経過措置が取られることになっている。

 この影響により、カー騎手は19日の香港ダービーで予定されていたギャラクシーウィットネスの騎乗をキャンセル。レーン騎手が代役を務めることになった。