名種牡馬ストラヴィンスキーが死亡、日本でコンゴウリキシオーなど輩出

2023年11月25日 16:06

 現役時代に欧州短距離路線で活躍し、2006年からは日本で種牡馬として繋養されていたストラヴィンスキーが、21日に老衰のため27歳で死亡したことが分かった。日本軽種馬協会の発表を米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 ストラヴィンスキーは父ヌレイエフ、母父ブラッシンググルームという血統。A.オブライエン厩舎からデビューし、1999年に英G1のジュライカップとナンソープステークスを連勝して欧州最優秀スプリンターに選出された。通算成績は8戦3勝。

 当初はアメリカで種牡馬入りし、英G1ミドルパークステークスを勝ったバルモントなどのG1馬を輩出。ニュージーランドでもシャトル種牡馬として多くの活躍馬を出し、06年から供用開始された日本では重賞4勝のコンゴウリキシオーを送り出した。

 またブルードメアサイアーとしても優秀で、米G1ブリーダーズカップマイルなどを制して米競馬殿堂入りした名牝テピンの母父として名を残している。