超良血馬タマラはKYオークス回避か、故障回復で調整に遅れ

2024年01月18日 11:45

 名牝ビホルダーの娘で2歳時にG1勝ちもある超良血馬タマラが、今春の米G1ケンタッキーオークス出走に赤信号が灯っていることが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

 ボルトドーロ産駒のタマラはデビュー2連勝で昨年9月のG1デルマーデビュタントステークスを制覇。しかし11月のG1ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズでは1番人気に推されるも7着に敗れ、レース後には副管骨にひびが入っていることが判明した。

 R.マンデラ調教師は「彼女はまだトレーニングを再開していない」と語り、「ひびは小さなものだったが回復に時間がかかった。1週間後には調教を再開するつもりだが、それではオークスに向けて十分な時間が取れないだろう」と続けた。