香港中距離の雄、ロマンチックウォリアーがマイルの安田記念参戦を視野に

2024年02月05日 11:35

 年末のG1香港カップを連覇するなど主に中距離で活躍してきた香港馬ロマンチックウォリアーが、6月に東京競馬場で行われるマイルG1の安田記念に参戦する可能性が浮上していることが分かった。現地メディアの『サウスチャイナモーニングポスト』(電子版)が報じている。

 ロマンチックウォリアーは香港カップ以外にも香港G1クイーンエリザベス2世カップ(芝2000m)、豪G1コックスプレート(芝2040m)などの勝利があるが、マイル戦での白星は221月に走った香港4歳クラシック初戦の香港クラシックマイルのみ。以降のマイル経験はゴールデンシックスティの1馬身差2着だった231月の香港スチュワーズカップしかない。

 それでもシャム調教師は今月25日のG1香港ゴールドカップと413日のG1クイーンエリザベスステークス(いずれも芝2000m)の結果次第で安田記念を目指すと明言。「東京競馬場の1600メートルは1800メートル戦に似ている。長いストレートでアップダウンがあるので、彼なら対応できると思う」と語り、距離短縮にも自信を見せている。