【サウジ現地発】ブレークアップの森田師は好感触「いい感じ。あとはハンデがどうかですね」
2024年02月24日 09:26
【リヤド(サウジアラビア)=木南友輔】レッドシーターフハンデキャップ(G3、芝3000メートル、24日=キングアブドゥルアジーズ)は一昨年のステイフーリッシュ、昨年のシルヴァーソニックに続く日本馬3連覇がかかっている。総賞金はサウジCに次ぐ250万ドル(約3億7500万円)。今年は日本から4頭が参戦する。
ブレークアップ(牡6、森田)はレース前日、ダートコースを軽快に駆け抜け、最終調整を終えた。
見守った森田師は好感触を口にする。「いい感じで調整できています。日本での最終追い切りも最後にグイッと加速できて、いい具合だったし、こっちに来てもそのまま、いい具合です」とほほ笑んだ。「海外遠征に実績のある他厩舎のスタッフがブレークアップの状態がいいと褒めてくれますからね。あとは、ハンデ(2番目に重い61・5キロ)がどうかですね。背負ったことがないハンデなので、やってみないと分からない。(11番枠だが)先行して流れに乗って競馬ができれば」と見通しを語る。
馬自身は昨秋のオーストラリア遠征に続く海外挑戦。昨春は阪神大賞典3着、天皇賞・春4着と長距離路線で活躍したが、宝塚記念で12着に敗れた後、コーフィールドC8着、メルボルンC16着と厳しい結果に終わっている。中東遠征で復活ののろしを上げたい。