8歳馬のリーディングスピリット、G3マハブアルシマールを制してドバイGシャヒーンへ

2024年03月06日 13:05

 ドバイのメイダン競馬場で現地2日に行われたG3マハブアルシマール(ダート1200m)は、内ラチ沿いの4番手を進んだリーディングスピリットが直線で外に持ち出され、逃げ粘るフリーダムファイターを鮮やかに差し切った(1馬身1/2差)。

 さらに3馬身3/4差の3着に5番手追走のモーニングが追い上げてB.シーマー調教師の管理馬が上位を独占。1月のG3アルシンダガスプリント3着で本命視されたラウィーは大きく出遅れて6着に終わった。

 リーディングスピリットはエクシードアンドエクセル産駒の8歳セン馬で重賞初制覇。2020年には重賞初挑戦のマハブアルシマールで2着に善戦するも、その後の重賞出走は2021年の1戦しかなかった。今年1月のドバウィステークスで3年ぶりに挑戦し、当時は2着ながら勝ち馬の僚馬タズには8馬身余り離されている。

 なお、エミレーツ・レーシング・オーソリティ(ERA)の公式サイトでは、リーディングスピリットの次走をドバイゴールデンシャヒーンと紹介している。