ドバイのメイダン競馬場で現地3日に行われたG3アルシンダガスプリント（ダート1200m）は、最内枠からレースを先導したタズが後続を寄せつけず、3番手から追いすがるアイソレートに3馬身差をつけて逃げ切った。

　1.75馬身差の3着には中団馬群の外から昨年4着のフリーダムファイターが続き、昨年3着のアルタリクは中団馬群の中で見せ場なく10着に沈んだ。

　タズはB.シーマー調教師が管理するオックスボウ産駒の6歳セン馬で重賞初制覇。デビューしたロシアでローカルG2勝ちがあり、ドバイに移籍後は2020年に3歳三冠戦のアルバスタキヤ（リステッド）で2着、2021年と2022年のG3バージナハール、2022年のG3ファイアブレイクステークスでそれぞれ3着がある。