現地4日、メイダン競馬場でドバイゴールデンシャヒーン前哨戦のG3マハブアルシマール（ダート1200m）が行われ、M.バルザローナ騎乗のサウンドマネーがゲートから気合いをつけられて3番手につけると、手応え良く向いた直線で2.75馬身抜け出し完勝した。

　前走のG3アルシンダガスプリントで2着のアイソレートが5番手追走から伸び、当時の勝ち馬タズを1馬身突き放して2着を確保した。

　サウンドマネーはフラッター産駒の5歳牡馬で、3着のタズと同じくB.シーマー調教師が管理。2020年10月にアメリカのC.ブラウン厩舎からデビューし、昨年6月にはG2トゥルーノースステークスでジャッキーズウォリアーに完敗ながら2着がある。次戦を最後にドバイへ移籍し、今回は約7カ月半ぶりの転厩初戦で重賞初制覇とした。