インプロバブルが安楽死、20年の米最優秀ダート古牡馬
2024年03月19日 12:30
2020年に米G1を3連勝したインプロバブルが右脛骨を骨折し、安楽死の処置をとられた。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』などが報じている。
インプロバブルはミスタープロスペクター系シティジップ産駒の8歳馬。2歳時にG1キャッシュコールフューチュリティを勝ち、4歳となった20年はハリウッドゴールドカップ、ホイットニーステークス、オーサムアゲインステークスとG1を3連勝。G1ブリーダーズカップクラシックでは2着と好走し、この年の米最優秀ダート古牡馬に選出された。通算成績は15戦7勝。
引退後はウィンスターファームで種牡馬入り。しかし後方運動失調を患い、治療を受けた後に馬房で転倒して右脛骨を骨折したという。種牡馬としては最初の2年間で329頭と交配し、今年が初年度産駒のデビュー年となる。