香港のラッキースワイネスが骨折で今季絶望…チェアマンズスプリントプライズ連覇消える
2024年04月08日 17:05
昨年の香港スプリントを制した香港の短距離王者、ラッキースワイネス(セン6、K・マン)が骨折で今季絶望となり、連覇のかかるチェアマンズスプリントプライズ(G1、芝1200メートル、28日=シャティン)には出走できないことになった。8日、地元紙「サウスチャイナモーニングポスト」電子版が伝えている。
同馬は7日に行われたG2スプリントCで香港スプリント以来3戦ぶりの勝利を挙げたが、レース後に球節の骨折が判明したという。管理するマン師は「残念ながらケガをしていますね。球節を骨折しています。直線を向いたときにつまずいて、そのときに起こったのだと思います。残念だけど、今後の様子を見ましょう。3、4カ月で治ってくれるのを期待しています」とコメントしている。
昨年はチェマンズスプリントを圧勝し、ロンジンワールドベストレースホースランキングの距離区分スプリントで最高位となる8位タイ。今シーズンはここまで取りこぼす競馬もあったが、7日のG2スプリントC連覇で香港のスプリント王者健在を示したばかりだった。香港のチャンピオンズデーに行われる今年のチェアマンズスプリントプライズにはドバイのアルクオーツスプリントを制したカリフォルニアスパングルや、センテナリースプリントCを制し、高松宮記念3着のビクターザウィナー、高松宮記念を制したマッドクールなどが参戦を予定している。