豪州などでG1を10勝、女傑インペラトリスが引退

2024年04月12日 11:02

 オーストラリアとニュージーランドの短距離戦線で活躍し、G1を通算10勝した女傑インペラトリスの引退が発表された。同馬を所有するテアカウレーシングのD.エリス代表が認めたと豪競馬メディア『racing.com』が報じている。

 インペラトリスはニュージーランドのM.ウォーカー調教師が管理するアイアムインヴィンシブル産駒の5歳牝馬。地元のニュージーランドだけにとどまらずオーストラリアでも強さを発揮し、今年3月23日のウィリアムリードステークスの連覇などG1レースを10勝した。

 ただし4月6日の豪G1・TJスミスステークスでは4着に敗戦。エリス氏によるとニュージーランドに帰国した後に獣医師から引退を進められ、通算27戦19勝での繁殖入りが決まった。