昨季の豪2歳王者シンゾーが引退、ゴールデンスリッパーSなど制す

2024年04月23日 11:25

 2歳戦として世界最高の賞金総額500万豪ドルを誇るG1ゴールデンスリッパーステークスを制し、2022/23シーズンの豪最優秀2歳馬に選出されたシンゾーの引退が発表された。豪競馬メディア『racing.com』が報じている。

 シンゾーはスニッツェル産駒の3歳馬でクールモアなどが共同所有。C.ウォーラー厩舎からデビューすると、デビュー4戦目で2023年3月のゴールデンスリッパーSを制した。

 3歳となった今季は昨年11月のG1クールモアスタッドステークス3着こそあったものの未勝利で、通算8戦2勝での種牡馬入りとなった。今後はクールモアオーストラリアで繋養される予定だという。