G1オーストララシアンオークス、バイブラントサンが際どく逃げ切り

2024年04月28日 10:22

 G1オーストララシアンオークス(3歳牝馬、芝2000m)が現地27日にモーフェットヴィル競馬場で16頭により争われ、2番人気のバイブラントサンが好発からハナに立ってマイペースに持ち込むと、8番人気プライベートレガシーの猛追を振り切った(0.1馬身差)。

 ゲートを決めたバイブラントサンは内の馬を見ながらジワりとハナに立ち、中盤はスローペースに落として楽な逃げ。直線入口から鞍上の追い出しに応えて力強く末脚を伸ばし、後方の10番手付近から追い上げるプライベートレガシーを振り切った。

 さらに0.1馬身差の3着には4番手追走のココサン(5番人気タイ)が続き、直近6連勝で1番人気に推されたウィングスオブソングは中団から伸び負けて4着に終わった。

 バイブラントサンはM.プライス&M.ケントJr.調教師が管理するジオータムサン産駒。昨年11月にデビュー3戦目で勝ち上がり、前走のG3アレクサンドラステークスで重賞初制覇を飾っていた。重賞連勝で通算7戦3勝としている。