フォーエバーヤングとフィアースネスの完歩データ、前年のKYダービー馬と近似値

2024年05月01日 13:05

 12カ国の競馬を対象にデータ分析を行う『Total Performance Data』が、ケンタッキーダービーに出走予定の有力馬と昨年の優勝馬メイジを比較し、公式X(旧ツイッター)にストライドに関するデータを公表している。

 データでは1完歩あたりの跳躍距離(平均値)と1秒間あたりの完歩数が記載されており、それによるとフォーエバーヤングは前売り1番人気のフィアースネスと極めて近い数値を示している。

以下は各馬の数値(跳躍距離/完歩数)

・メイジ(7.32m/2.32歩)

・フィアースネス(7.37m/2.30歩)

・フォーエバーヤング(7.36m/2.26歩)

・シエラレオーネ(7.72m/2.18歩)

・キャッチングフリーダム(7.44m/2.24歩)

・ジャストアタッチ(7.72m/2.16歩)

・ストロングホールド(7.18m/2.33歩)

・オナーマリー(7.42m/2.26歩)

・ドメスティックプロダクト(7.58m/2.18歩)

 この中でフォーエバーヤングの跳躍距離はフィアースネスと0.01m(1㎝)しか変わらず、これは比較対象の中で最も近い値となる。また、完歩数の0.04歩差はルイジアナダービー2着のオナーマリーと同じで、サンタアニタダービー馬ストロングホールドの0.03歩差に次ぐ2位タイ。投稿には「フィアースネスとフォーエバーヤングはストライドのパターンが近似」との説明がなされており、数値上はメイジにも近いことになる。

 また、跳躍距離がトップの7.72mで並び、完歩数も近いブルーグラスステークスの覇者シエラレオーネと同2着のジャストアタッチはスタミナがあることを意味し、ストロングホールドとは対照的と指摘している。