期待は高まるばかり…フォーエバーヤングがBCクラシックの前売り1番人気タイへ

2024年05月06日 15:25

「世界一」への期待は高まるばかり-。4日のケンタッキーダービーが終わり、欧州の大手ブックメーカー「コーラル」と「ラドブロークス」はBCクラシック(G1、ダート2000メートル、11月2日=デルマー)へ向けた単勝前売りオッズを修正。「鼻+鼻」差の3着だった日本のフォーエバーヤング(牡、矢作)の評価を大きく上昇させ、9・0倍の1番人気タイ評価としている。ケンタッキーダービーの直線で激しい攻防を演じた2着シエラレオーネが同じ1番人気タイで並んでいる。

 米国競馬の祭典「ブリーダーズカップ」の今年の舞台は西海岸のデルマー競馬場。矢作厩舎が21年にラヴズオンリーユー(フィリー&メアターフ)でBC諸競走の日本調教馬初制覇、マルシュロレーヌ(ディスタフ)で日本調教馬の米国ダートG1初制覇を果たしている場所だ。

 同じ西海岸のサンタアニタ開催だった昨年のBCクラシックはデルマソトガケが日本馬史上最高の2着に好走し、ウシュバテソーロも5着した。ブックメーカー大手の各社はウシュバテソーロ、デルマソトガケ、フォーエバーヤング、テーオーパスワードなど多くの日本馬のオッズを掲示しており、今秋こそ米国のBCクラシックでダート世界一へ…、日本調教馬初の快挙が期待される。

出典:日刊スポーツ