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ラヴズオンリーユーが歴史的快挙! 日本調教馬初のBC制覇

2021年11月07日 11:19

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 米デルマー競馬場のG1ブリーダーズカップフィリー&メアターフ(現地6日、3歳以上牝馬、芝11ハロン)に遠征したラヴズオンリーユーが、日本調教馬として初となるBC制覇の快挙を成し遂げた。

 1番人気のラヴズオンリーユーはゲートを決めて序盤に好位を取り、そのまま位置をキープ。向正面から外のラブ(3番人気)に被せられ、最終コーナーに向けて動きを取りづらくなるも、直線に入って前の2番人気ウォーライクゴッデスとマイシスターナット(8番人気)の間を鋭い瞬発力で抜け出した。1/2馬身差の2着にマイシスターナット、さらにアタマ差でウォーライクゴッデスが3着。ラブは4着、連覇を狙ったアウダーリャ(5番人気)は5着に終わった。

 ラヴズオンリーユーは2019年の優駿牝馬、今年4月のクイーンエリザベス2世カップに続く3度目のG1制覇で通算4度目の重賞勝ち。日本調教馬による米G1制覇は2005年シーザリオ(アメリカンオークス)、重賞制覇は2016年ヌーヴォレコルト(レッドカーペットハンデキャップ)以来の快挙となった。

 レース直後に通訳を介した現地メディアのインタビューで、矢作芳人調教師は「アンビリーバブル。(直線に入った時に)厳しい位置だと思った。とにかく勝つんだ、勝ちにきたという思いでスタッフが仕事をした。日本で初めて勝てたことが何よりです」と快挙を喜んでいた。

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