米芝三冠の前哨戦、G2ペナインリッジSはレジェンドオブタイムが制す

2024年05月28日 13:15

 夏の米芝三冠路線につながるG2ペナインリッジステークス(3歳、芝9ハロン)が現地25日にアケダクト競馬場で行われ、J.ロザリオ騎乗のレジェンドオブタイムが1番人気に応えた。

 ほぼ一団となって進むレースで6頭立ての最後方に控えたレジェンドオブタイムは、コーナーワークで内ラチ沿いをキープするも直線では先行勢に包まれる厳しい展開に。それでも馬群がばらけた隙に抜け出し、最後は逃げ込みを図るホワイトパルミノをアタマ差で差し切った。

 C.アップルビー厩舎のレジェンドオブタイムはシーザスターズ産駒のゴドルフィン所有馬。これまでは主に英国とドバイで走っていたが、前走から米国の芝路線に参戦。そのG2アメリカンターフステークスは5着どまりだったが、ここで嬉しい重賞初制覇となった。

 なお米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、レジェンドオブタイムは今後、76日に行われる米芝三冠シリーズ「ターフトリニティ」の初戦、G1ベルモントダービーに照準を合わせるという。