米アケダクト競馬場で現地3日にG3ウエストチェスターステークス（4歳以上、ダート8ハロン）が行われ、逃げ馬に離れず2番手を追走した3番人気のメッシエーが中間点を過ぎてハナを奪うと、直線入口から後続を突き放してリードを守り切った。

　3/4馬身差の2着に1番人気のポストタイムが5番手から追い込み、さらに3馬身1/4差の3着には2番人気のチャージイットが3番手から流れ込んだ。

　メッシエーはエンパイアメーカー産駒の5歳牡馬で、2022年2月のロバートB.ルイスステークス以来となる白星で3度目の重賞制覇。3歳時はケンタッキーダービーで4番人気（現地発売）の支持を集めるほどの素質馬だったが、再三の転厩が重なるなど成績が低迷し、今年の1月からR.ダトローJr.調教師の管理になると、前走のリステッドでは2着に降着も久々の1位入線できっかけをつかんでいた。