​ランダマイズドがイディオマティックに雪辱、オグデンフィップスS逃げ切り

2024年06月10日 10:25

 現地8日、米サラトガ競馬場でG1オグデンフィップスステークス(4歳以上牝馬、ダート9ハロン)が行われ、J.ロザリオ騎乗のランダマイズドがイディオマティックとの叩き合いを制した。

 最内枠からスタートを決めたランダマイズドはそのままハナを切り、イディオマティックは外の3、4番手から。第3コーナーからイディオマティックが上がっていくが、ランダマイズドも先頭を譲らないまま直線でスパート。そこからは2頭の一騎打ちとなり、最後は首の上げ下げとなったもののランダマイズドが際どく逃げ切った。

 イディオマティックはアタマ差の2着で、G1での4連勝を含む重賞連勝が6でストップ。さらに4馬身半差の3着には昨年のケンタッキーオークス馬プリティミスチヴァスが続いた。

 C.ブラウン厩舎のランダマイズドはナイキスト産駒の4歳馬。G1アラバマステークスなど重賞2連勝で臨んだ昨年11月のG1ブリーダーズカップディスタフではイディオマティックの2着に敗れ、今年初戦だった前走のG2ラフィアンステークスも2着だったが、今回はイディオマティックに雪辱して2度目のG1制覇を果たした。