現地8日、米サラトガ競馬場でG2トゥルーノースステークス（ダート6.5ハロン）が行われ、E.カンセル騎乗のベイビーヨーダが圧勝した。

　レースは5番人気のガンイットが逃げ、ベイビーヨーダが差のない2番手でこれを追う展開に。第4コーナー手前で早くもベイビーヨーダが先頭に立つと、直線半ばで後続を突き放してセーフティーリードを確保。後方から2番手に上がってきたナインティーパーセントマディに6馬身差をつけて悠々とゴールした。

　W.モット厩舎のベイビーヨーダはプロスペクティブ産駒の6歳セン馬。重賞経験は限られているものの2021年のG1マリブステークス2着、22年のG1フォアゴーステークス4着などがあり、今回は22年10月末のG2ケルソハンデキャップ2着以来の重賞挑戦で待望の初勝利を手にした。