ドバイターフ以来のカリフ、好メンバーの仏G3ラクープを2馬身半差で快勝

2024年06月12日 11:38

 仏G3ラクープ(4歳以上、芝2000m)が現地9日にパリロンシャン競馬場で行われ、逃げ馬の背後で3番手をキープした6番人気のカリフが、直線で大きく開いた内から難なく抜け出して快勝した。

 道中6、7番手から勝ち馬に続いて内ラチ沿いを伸びる2番人気のアルハキームが2馬身1/2差の2着に続き、G1ガネー賞での2着から単勝1.9倍の人気を集めたザリアは最後方の8番手から大外を追い込むも、さらに1/2馬身及ばず3着に敗れた。

 カリフはボールドルーラー系アレイオン産駒の5歳セン馬で、昨年9月の独G2エッティンゲンレネンに続く3度目の重賞勝ち。前走のドバイターフでは7着に終わり、それを最後にバーレーンのF.ナス厩舎から仏ダービー馬ルックドゥヴェガも擁すC&Y.レルネール厩舎に移籍して初戦だった。