英G2キングエドワード7世S、仏調教馬のカランダガンが圧勝

2024年06月22日 12:57

 現地21日、英アスコット競馬場でG2キングエドワード7世ステークス(3歳牡馬・セン馬、芝12ハロン)が行われ、フランス調教馬のカランダガンが6馬身差で圧勝した。

 序盤は後方2番手に控えたカランダガンは、徐々に縦長の展開となる中でもポジションをキープ。直線入り口でもまだ後方だったが大外に持ち出してスパートすると一気に伸び、残り約1.5ハロン付近で早くも先頭に。その後も後続を突き放し、2着のスペースレジェンド以下を寄せ付けなかった。

 F.グラファール厩舎のカランダガンはグレンイーグルス産駒。セン馬のためクラシックは出走不可だったが、4月の仏G3ノアイユ賞、5月のG3オカール賞を制し、今回で重賞3連勝とした。グラファール師は2019年にG1コロネーションステークスを勝ったウォッチミー以来5年ぶりとなるロイヤルアスコットでの勝利となった。