​エクリプスS2着のアルリファー、シーズン後半は凱旋門賞を目標に

2024年07月09日 11:15

 現地6日の英G1エクリプスステークスで2着と善戦したアルリファーが、秋は凱旋門賞を目指すことをJ.オブライエン調教師が明言した。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

 アルリファーはウートンバセット産駒の4歳馬。2歳時に愛G1ヴィンセントオブライエンナショナルステークスを勝ったが、3歳時は故障に泣かされて春のクラシック不出走。夏に復帰後も仏G2ギヨームドルナノ賞で後に凱旋門賞を勝つエースインパクトの2着など2戦未勝利に終わった。

 今年は4月の仏G1ガネー賞4着、米遠征した6月のG1マンハッタンステークス6着、そして7月のエクリプスSは勝ち馬シティオブトロイから1馬身差の2着だった。

 オブライエン師は「おそらくシーズン後半はメインターゲットである凱旋門賞に集中することになるだろう」とコメント。「彼の母系はみんなスタミナがあるので、1.5マイルは楽しめるはず」と語り、10.5ハロンまでしか経験がないアルリファーが距離延長でもっと良くなるとの見方を示した。