サウジの1351ターフスプリントで2年連続日本馬相手の2着…米国のカサクリードが引退
2024年07月09日 12:40
米国の芝短距離路線で活躍し、日本馬とサウジアラビアで好勝負を繰り広げたカサクリード(牡8、W・モット、父ジミークリード)の引退が決まった。7日、デイリーレーシングフォーム電子版が伝えている。
同馬は21、22年に芝1200メートルのG1ジャイプールSを連覇。22、23年にG1フォスターデイヴハンデキャップ(芝1600メートル)を連覇した。中東サウジアラビアの1351ターフスプリントにも参戦し、22年はソングライン、23年はバスラットレオンと日本馬相手に2年連続で2着に好走している。また、日本で海外馬券発売が行われた昨年のBCマイルではマスターオブザシーズ、モージのゴドルフィン2頭に次ぐ3着に入った。通算成績は36戦9勝。管理するウィリアム・モット師は「誰かが彼に種牡馬としてのチャンスをあげてくれればうれしいです」とコメントしている。