英G3シルバーC、アルサキーブが外ラチ側から追い込み決めて重賞初制覇

2024年07月17日 12:48

 英ヨーク競馬場で現地13日に行われたG3シルバーカップ(4歳以上、芝14ハロン)は、後方2番手で直線に入ったアルサキーブ(4番人気タイ)が外ラチ側から末脚を伸ばし、逃げ粘る2番人気のアルカリームを差し切って快勝した(1馬身1/2差)。

 さらに1馬身1/2差の3着には最後方から馬群の中を通って最低8番人気のワイズイーグルが追い込み、1番人気のクロンダイクは2番手を追走も先頭から19馬身差の6着に沈んだ。

 アルサキーブはA.ボールディング調教師が管理するキングマン産駒の4歳牡馬で、10歳上の半兄には2014年の豪G1オールエイジドステークスでハナズゴールの2着だったウィーリーがいる血統。

 自身は今年から重賞路線に参戦するようになり、3度目の挑戦で初制覇とした。今後はG2ロンズデールカップ(8月23日)やイボアハンデキャップ(同24日)、9月15日のG1愛セントレジャーに登録がある。