シンエンペラーと同じ藤田晋氏&矢作師のアウェイキングが凱旋門賞当日G1フォレ賞に登録
2024年08月01日 14:56
今秋フランスで行われる凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)と同日のフォレ賞(G1、芝1400メートル、同)の初回登録が31日に締め切られ、矢作厩舎のアウェイキング(牡3)が登録を行ったことがわかった。
同馬はシンエンペラーと同じ藤田晋オーナーの所有馬で、フランス生まれのキングマン産駒。シンエンペラーと同じ22年のアルカナ社8月1歳セールで矢作師が落札している。未勝利戦、ゆきつばき賞を勝って、ここまで7戦2勝の成績を残し、重賞初挑戦だった前走の葵Sは7着だった。シンエンペラーが凱旋門賞馬ソットサスの全弟という血統なのに対し、アウェイキングは凱旋門賞馬ヴァルトガイストと同じ一族の出身という血統背景を持っている。
フォレ賞の現時点の登録馬は63頭。過去にも日本馬が出走しており、矢作厩舎は21、22年にエントシャイデンで2年連続参戦。いずれも3着に好走した実績がある(鞍上は坂井瑠星騎手)。順調に調整が進めば、帯同馬として、シンエンペラーとともにフランスへ向かうことになりそうだ。