凱旋門賞を目指すアルリファー、松島氏が共同オーナーに

2024年08月09日 11:46

 7月の英G1エクリプスステークスで2着と好走し、秋は仏G1凱旋門賞を目標としているアルリファーを日本人の松島正昭氏が共同所有することが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

 キーファーズ代表の松島氏は2022年の凱旋門賞に参戦した日本ダービー馬ドウデュースなどを所有し、仏G1サンクルー大賞などを勝ったブルームの共同オーナーでもあった。

 アルリファーはJ.オブライエン厩舎が管理するウートンバセット産駒の4歳馬。2歳時に愛G1ヴィンセントオブライエンナショナルステークスを勝ち、その後は白星こそないものの今年7月のエクリプスSでは勝った英ダービー馬シティオブトロイから1馬身差の2着と善戦した。現時点での通算成績は8戦2勝。

 なおアルリファーは現地11日の独G1ベルリン大賞(芝2400m)に出走予定。オブライエン調教師は『Nick Luck Daily』に対し、「凱旋門賞が秋の大目標。そこに向かう途中のドイツでいい走りができれば最高だ」と話している。