現地11日、熱帯暴風雨「デビー」の影響で順延されていたG1アーリントンミリオン（芝10ハロン）が1日遅れで米コロニアルダウンズ競馬場にて行われ、W.ビュイック騎乗のネーションズプライドが1番人気に応えた。

　レースはスゴイが単騎で大逃げを打ち、ネーションズプライドは離れた3番手から。最後の直線ではバテたスゴイらをネーションズプライドがかわして先頭に立ち、そこへインテグレーションらも追いすがったが及ばなかった。

　1馬身3/4差の2着はインテグレーションで、さらに半馬身差の3着にエインシャントロームが続いた。

　C.アップルビー厩舎のネーションズプライドはテオフィロ産駒の5歳馬。3歳時に米G1サラトガダービー、4歳時に独G1ダルマイヤー大賞とG1カナディアンインターナショナルを勝っており、今回で4度目のG1制覇となった。