田中博康師がアルカナ社セールでキングマン産駒を落札!いとこにシュネルマイスター

2024年08月19日 13:35

 フランスのドーヴィルで18日、アルカナ社8月(オーガスト)1歳セールの最終日(3日目)が行われ、田中博康調教師(38)が上場番号301番のキングマン産駒(牝1、母セリエンハイリヒ)を52万ユーロ(約8300万円)で落札した。

 同馬は母の半姉が独オークス馬セリエンホルデ、その子が同じキングマン産駒で21年NHKマイルCを制したシュネルマイスター(現種牡馬)という血統。田中博師は落札後のインタビューで「(今後は)日本に連れて帰ります。これだけの血統で、日本で縁のある血統ですので、とても期待しています。キングマン産駒は日本でよく走っていますし、今、2歳で管理させてもらっているキングマン産駒(新馬、ダリア賞を連勝中のプリティディーヴァ)もとてもいい子で、この子も日本で対応できるスピードを持った子かな、と思います」とコメントしている。

 騎手時代にはエリザベス女王杯を制し、その後にフランスで単身、長期の武者修行も経験している田中博師。レモンポップやローシャムパーク、レーベンスティールなどの活躍を管理する気鋭の調教師はインタビューの最後に、英語で「私はドーヴィルが好きです。ジョッキーだったときにここで過ごしました。食べ物も空気も好きです」と笑顔で応えていた。

出典:日刊スポーツ