シティオブトロイ、英サウスウェル競馬場でBCクラシック想定の調教実施へ

2024年08月30日 12:18

 米G1ブリーダーズカップクラシックでのダート初挑戦を控える英ダービー馬シティオブトロイが、その準備の一環として9月20日に英サウスウェル競馬場で調整する予定であることが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

 ジャスティファイ産駒のシティオブトロイは英ダービー、エクリプスステークス、英インターナショナルステークスとG1を3連勝中。同馬を管理するA.オブライエン調教師は、サウスウェルでレース当日のコンディションをシミュレートする計画を立てており、米国式のスターティングゲートを使い、同厩馬たちも公開調教に同行するという。

 オブライエン調教師は以前にもサウスウェル競馬場をBCクラシック出走馬の調教に利用したことがあり、2000年のジャイアンツコーズウェイ、その翌年のガリレオが同競馬場での調教を経て渡米したが、勝利を得ることはかなわなかった。